眉

眉からは、肺及び大腸の具合を判断します。

1. 眉の濃い人は、肺又は大腸の冷えから風邪をひきやすく、その症状は喉に出やすくなるようです。
   しかし熱はあまり出ません。(肺寒症)
   また眉の濃い方には、比較的腸の弱い方が多いようです。
2. 右眉と左眉がつながっている方、つながって見える方、または眉と眉の間にウブ毛の生えている方は、
   ぜんそく症状がでやすいようです。
3. 眉頭が薄く、抜け落ちている方は、ストレスに弱く、持続性にかけるようです。
   (副腎皮質ホルモン異状の可能性があります)
4. 眉尻が薄く、抜け落ちている人は、イライラしやすく、じっとしていることをあまり好まないようです。
   (甲状腺ホルモン異状の可能性があります。眼球の突出、のどのはれ、
   動悸、手のふるえ、発汗などの症状が見られるバセドウ氏病等の可能性が考えられます)
5. 眉頭の毛が立っている人には、怒りっぽくイライラしやすい人が多いようです。
   (動悸、息切れにも注意が望まれます)

左眉頭には、心臓の異状が表れることが多い

心臓に異状がある場合、左眉頭の皮膚に黒っぽい色又は赤っぽい色を見ことが多くあります。
(黒っぽい色は軽症、赤っぽい色は重症の場合が多い)
また左眉が右眉より上にあがる、左眉が浮いて見える場合には、心臓弁膜症の疑いがあります。