境界のはっきりした軽いかゆみを伴う紅斑ができ、その表面に銀白色のかさぶたがつくのが特徴です。ただし、紅斑は、乾燥しているので、水ぶくれになったり、ただれたりすることはありません。
形や数はさまざまで、髪の毛の生えぎわ、ひじ、ひざ、腰などにあらわれやすく、全身に広がって紅皮症になることもあります。
乾癬は決してうつらない病気です。
尋常性乾癬はいくつかの種類に分けられます。最も一般的なのが尋常性乾癬で、紅斑は乾燥し銀白色のかさぶたがありますが、水疱や膿疱はありません。爪が厚くなったり点状の陥没を形成する症状がでるものもあります。
紅斑の上に無菌性の膿疱が多数生じ、発熱や倦怠を伴う膿疱性乾癬、リウマチに似た関節症状を伴う関節性乾癬、子どもに多くみられる全身に紅斑が多発する滴状乾癬、きわめてまれに、紅斑が全身に及ぶ乾癬性紅皮症もあります。
原因は不明で、遺伝的な要素に代謝異常などの誘引が加わって、起こるのではないかと考えられています。もともとは欧米人に多く、欧米では人口の約2%が尋常性乾癬の患者と言われています。日本ではまれな病気でしたが、現在では、皮膚科外来患者の1~2%を占めるようになったといわれています。
近年、尋常性乾癬の患者が増えていますが、食生活の欧米化(高脂肪食)、さらに複雑な社会によるストレス等、様々な要因が重なることが原因の一つではないかと考えられます。
また気候にも関連があるようで寒い地域で乾癬が多く、冬になると悪化する人もいます。
副腎皮質ホルモンやビタミンD3等の外用剤の使用のほか、紫外線照射療法(PUVA療法)、レチノイド、シクロスポリン、メソトレキサートの内服が行われています。病気を悪化させるストレスを避け、根気よく治療することが必要です。
また、皮膚病は免疫機能と深く関係があります。この免疫系でもっとも重要な免疫臓器が腸管であることが知られており、腸管にはリンパ球の60%が存在するなど多くの免疫細胞が存在し活躍しています。乳酸菌のFK-23菌は腸管免疫に有効性が大いに期待されます。
改善のためには、免疫機能を整え、食事では動物性脂肪の摂取を控え、バランスよく栄養を摂り、適度な運動を取り入れるなどの生活習慣改善が重要になってきます。
(健康食品ガイド「乳酸菌FK-23菌」をご参照ください。)
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