ビーポーレン(蜂花粉)についての龍野マルゼン薬店健康食品ガイドです。ビーポーレンとは、ビー(bee:蜜蜂)、ポーレン(pollen:花粉)の文字どおり、ミツバチが花粉を採取した後、花粉を後ろ足で団子状に丸めて足につけて持ち帰ったものです。ビーポーレンは、パーフェクトフードとも呼ばれ、約90種もの栄養素が含まれています。
ミツバチは花粉を採取した後、花粉を後ろ足で団子状に丸めて足につけて持ち帰ります。団子状にするときにミツバチは、自らの体内から分泌される酵素で固め「花粉団子」を作ります。
このミツバチが作った花粉団子をビーポーレン(蜂花粉)と言い、酵素で固めてあるため腐ることはありません。ミツバチはこれをたくさん巣の中に貯め込んで女王蜂を育てたり、自分たちが冬越しするための餌とするのです。
巣の中の花粉をすべて採ってしまうと、蜂そのものが全滅してしまうので、養蜂家の人達は少しずつ採取します。
1粒の蜂花粉(ビーポーレン)は100,000~5,000,000個の花粉から出来ています。
1個の花粉には、16種のビタミン(A・B1・B2・B6・B12・D・E・C・K・葉酸など)、16種のミネラル(カルシウム、カリウム、鉄など)、20種のアミノ酸、18種の酵素、特に体内で生成できない必須アミノ酸8種のすべてなど約90種もの栄養素が含まれています。
約90種もの栄養素を含む完璧な食品とされているビーポーレン(蜂花粉)には、他の食品よりも高い鉄分とたんぱく質が含まれ、それに加えビタミンAとB、カルシウムも含まれているため健康維持に役立ちます。
ビーポーレン(蜂花粉)には脱感作と呼ばれる作用(一度アレルギーになった状態、感作の状態から脱する作用)があるといわれ、アレルゲンを除去または軽減する働きがあるといわれています。
これは意外なことに花粉で花粉症の症状が消える、もしくは花粉症の症状が軽減されるというのです。しかも体験された方の多くの方が、非常に速くその効果が現れたとおっしゃっています。
花粉は花粉症という言葉と同じ漢字で書かれるため、アレルギーの原因というイメージがあります。
しかし、花粉には風媒性花粉と虫媒性(鳥媒性)花粉の2種類があり、
その働きにより花粉症を引き起こす花粉か、そうでない花粉かがわかります。
●風媒性花粉
風によって運ばれる花粉。ある種の植物は、この方法で受精する。花粉症で代表的なスギ花粉症、ヒノキ花粉症などがこれにあたります。風媒性花粉が飛散する春先に花粉症の症状が出ます。
●虫媒性(鳥媒性)花粉
虫、鳥によって運ばれ受精する花粉。ビーポーレン(蜂花粉)はこの花粉で花粉症の原因となる花粉とは違うものです。
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