体脂肪を効率的に消費するには、脂肪を分解して消費しやすい形に変えていくことが重要です。脂肪は分解されると脂肪酸になり、エネルギー源として利用されやすくなるのですが、脂肪細胞からの脂肪酸遊離を促進して脂肪燃焼効率を高める働きをする食品成分があります。それがシトラスなのです。
シトラス(シトラスアランチウム)には5種類のサーモアミンが含まれ、これらが交感神経系のβ3アドレナリン受容体に働きかけ、脂肪細胞を刺激して脂肪酸の遊離を促進する効果があることが、米国での研究により発表されています。また、分解された脂肪がエネルギーとなって運動機能の向上や筋肉組織の強化作用があることも確認されています。さらに、サーモアミンを含む成分を摂取することで、基礎代謝量が増大し、体脂肪の減少に効果があるなど多くの研究報告があります。
これらのことから、シトラスに含まれる5種類のサーモアミンには、体脂肪の燃焼、運動機能の向上、および筋肉組織の強化機能があることがわかり、米国食品医薬品局(FDA)から発熱性ダイエット素材として認定されています。
またシトラスは、脂肪燃焼効果に加え、食欲を抑制し空腹感を満たす効果やダイエットによるイライラを解消する効果もあり、アロマテラピーの世界でも気分を落ち着かせる働きがあるエッセンシャルオイルとしても活用されています。
健康診断の際に体内脂肪の指標としてコレステロールと並んで測定されるものに中性脂肪があります。
中性脂肪は、トリグリセライドとも呼ばれるようにグリセロールに3つの遊離脂肪酸がエステル結合した物質で、脂肪細胞内に脂肪滴として蓄えられます。この中性脂肪の貯蔵が過剰になった状態が肥満です。
最近問題になっている内臓脂肪型肥満でも内臓にこの中性脂肪が過剰に蓄積していることがわかっています。脂肪細胞内の中性脂肪は、他にエネルギー補給がないときにはじめて分解され、エネルギー源として利用されますが、シトラスエキスにはこの中性脂肪の分解を促進する働きがあることが確認されています。効率よく脂肪を分解して、得られたエネルギーをスポーツ時の体力源として利用できます。
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