マカ(学名:Lepidium meyenii Walp)は、インカ帝国の栄えた南米で1,000年以上も前から高級食材として栽培されてきました。マカは標高4,000から5,000mという高地で、しかも亜鉛などミネラルの豊富な土地でなければ効能のあるものを栽培することはできません。実際にこの条件を満たす土地はアンデス山中に限られます。
スペイン人がインカ帝国に侵入したとき、インカ人はほとんど菜食主義でありながら屈強の戦士で、新しい武器を持つスペイン軍も大いに悩まされたと当時の記録は伝えています。これはおそらく、栄養が豊富なマカを常食していたからではないかと考えられています。
マカは、アブラナ科の根菜で高地に育つ生命力の強い植物です。
ペルー原産で、インカの昔より疲労回復や更年期症状などに使われてきました。
マカには、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富で、不飽和脂肪酸、サポニン、アルカイド、ステロイド、アントシアニン、タンニン、フラボノイド類などの有効成分が含まれています。
マカは「滋養強壮・疲労回復」「血圧・コレステロール値を下げる」働きに加え、内分泌腺の活動を活発にするので、「精力増強」「生理不順や不妊症の改善」「更年期障害の緩和」などにも働きます。
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